虫歯のなりやすさは歯磨きや甘いものの食べ過ぎだけではなく、虫歯の量や唾液の量、飲食の回数などによって変わってきます。唾液検査をすることによって、本当の虫歯のリスクを発見し、虫歯予防の対策に役立ててみませんか?
当院の治療方針は、患者さまの歯をできる限り削らずに、健康な状態でながく使っていただけるようにすること。そのためには、虫歯や歯周病になる前にお口の健康をチェックする定期検診が欠かせません。
表の通り、定期検診を受けておられる方と、そうでない方とでは、お口の健康度をあらわす口腔内レベルに大きな差が出てきます。また、健診は一度きりでは効果がなく、3〜4カ月に一度定期的に行うことが大切です。
歯は一度削ると修復はできても元の状態に戻すことはできません。これからもずっと健康な歯で、笑顔あふれる暮らしを送っていただくためにも定期検診をおすすめいたします。
日本人は、お口の健康に対する意識が低く、虫歯になる人が多い状態です。虫歯が一本もなく治療した永久歯がない状態(カリエスフリー)の人は、わずか約10%です。この数値は、歯科先進国といわれるアメリカや北欧と比べると大きな差があります。(スウェーデンは約60%がカリエスフリー)
その大きな原因は、日頃のお口のメンテナンス。北欧の子どもはほぼ100%定期的なメンテナンスを受けています。
当院もこのような環境をめざして予防歯科に力を入れています。メンテナンスの指導も行っていますので、お気軽にご相談ください。